錦織圭、キャリア第2章で全盛期の輝きを見せる

2021年、錦織圭が輝きを取り戻しつつある。

ここ数年が怪我で思うようにプレイできていなかったものの、自身も語るキャリア第2章が始動した。

31歳の目標はトップクラスに返り咲くことだ。

錦織のこれまでのキャリアは輝かしく、2014年全米オープンでアジア人として初めてグランドスラムのシングルス決勝に進出。

2015年にはキャリアハイの4位に上昇。

錦織が最後にトップ10にランクインしたのは2018年10月だが、その1年後には、以前から患っていた肘の手術を受け、10か月間の離脱。

しかしその後も怪我に悩まされ続け、世界41位まで下落。

復帰後も以前のような結果が出ておらず、2021年の全豪オープンでも早々に敗退していた。

しかし2021年、ドバイ(ATP500)でランキング13位のダビド・ゴファンを6-3 7-6で下した、記者団に語った。

「2回目の旅だと考えてリウ。多くの怪我をしてきましたが、私にとって新しい旅。今の状況が幸せです。」

2021年3月月初めにロッテルダム、準々決勝ではオーストラリアの若手フェリックス・オジェ・アリアシメとアレックス・デ・ミノーを破り、トップ選手への返り咲きの可能性を見せつけた。