2019年最初のFINAダイビングワールドシリーズとなった相模原大会。
2020年東京オリンピックを目前に控えた、非常に大切なシーズンの幕開けである。
蓋を開けてみれば3m、10mのシングル、シンクロ、男女混合すべての競技で、中国勢が優勝という圧倒的な結果をもたらした。
他国ではリオオリンピックのメダリスト、イギリスのラファーなどもメダルに食い込んでいるものの、中国勢との距離は縮まらない。
このままいけば東京オリンピックのダイビング競技は中国勢の全スイープという可能性が十分に考えられる。
日本勢では、男女混合の10mプラットフォームで3位に入る検討を見せたものの、男女混合は次回オリンピック種目には含まれない。
女子では決勝に残る検討は見せたものの、強豪国すべてが参加しているわけではない今大会。
実際のオリンピックでメダル獲得は、依然として険しい道のりとなる。